福島の子供たちが作る太陽光パネル
東京電力が引き起こした原発事故は、福島などの東北を中心に甚大な被害をもたらすと共に人々の生活環境を一変させてしまいました。また、日々の生活で使用するエネルギーについて考えるきっかけにもなり、各地で様々な取り組みがなされています。
「いわきおてんとSUN企業組合」による希望の明かりプロジェクトもその一つです。子供達とともに太陽光発電に使用するパネルを制作して自分たちで使用するエネルギーを生み出そうという取り組みです。
エネルギーを生み出す方法には火力、水力、原子力だけでなく、風力、地熱、太陽光などの自然を利用した仕組みも存在します。希望の明かりプロジェクトでは太陽光でエネルギーを効率的に生産する知識を試行錯誤しながら学ぶことができます。その過程では、エネルギーを作ることの大変さを認識することになり、作られた電気を大切に使用する省エネの意識を身に付けられます。避難してきた子供達と地元の子供たちが協力して活動していくことで、仲間意識を持つことができますし、問題が発生した時に自らの力で解決できる問題解決能力も伸ばせます。作成する太陽光パネルも実用性のあるもので20年の耐久性を持ちます。この活動をYahoo!ネット募金から支援することができます。
http://donation.yahoo.co.jp/detail/5055001/
寄付額に応じてプレゼントも用意されています。
原発事故に遭遇したこの国だからこそ、太陽光発電という新たな方法から効率的にエネルギーを生み出す試行錯誤を将来に向けて続けていく必要があるように思います。