手続きに必要な書類は?
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条件の良い仕事を探す
ハローワークで求人・仕事を探す
ハローワークでは、様々な企業の求人情報から仕事を探す事が可能ですが、初めて利用する際には求職登録が必要になります。
求職登録といっても、ハローワークに行って、所定の求職申込書を受け取って記入して提出するだけで完了しますので、事前に用意する書類などはありません。
記入する内容は、希望の職種や条件、学歴や資格、これまでに経験した仕事など、履歴書に記入するような項目になっています。
登録するとハローワークカードがもらえますので、次回からは持参するようにします。
ハローワークではパソコン端末などで求人情報を探すことができ、希望の仕事が見つかったら受付に提出してカウンセラーから説明を受けます。
その際に、今後の応募から採用までの流れなどが説明されますが、逆に企業の内情などを質問することができますので疑問点があれば確認しておきましょう。
とくに第三者から見た自分の適性や自分と会社との相性などを率直に聞いておくのがオススメです。
説明の後、紹介状がもらえますので郵送もしくは手渡しで応募することになります。
どんな仕事が向いているかわからないときは職業相談できる
ハローワークでは、自分にはどんな仕事が向いているのかわからない、なかなか仕事が決まらない等の職業相談も受け付けています。
応募書類や履歴書の書き方や面接の受け方の指導も受けられます。窓口職員と相談しながら求人情報を検討することもできます。
また、求人票の資格や年齢などの応募条件を満たしていないために応募できない時などに相談すると、スタッフの方が会社側に応募できるように交渉してくれるケースもありますので、積極的に利用してみましょう。
マザーズハローワーク
子育てをしながら働きたい方を支援するために平成18年の4月に厚生労働省が開設したのがマザーズハローワークです。
子育てと仕事の両立を希望する方であれば男性でも女性でも利用できます。
利用者数は年々増加していて施設の数も増えてきています。
マンツーマンで就職活動の相談を受けられる「就職支援ナビゲーター」制度も導入されて利用者の8割以上の高い就職率を達成しています。
併せて、子供を連れて職探しができる「マザーズコーナー」を併設する一般のハローワークも増えてきています。
わかものハローワーク
無職やフリーターの若者の割合は、なかなか減少していかず、新卒の就職率も年々低くなっていっています。
そのような状況の中で厚生労働省は正規雇用を目指す若者を支援する「わかものハローワーク」を全国に設置しています。
対象は「おおむね45歳未満」としていて、希望すれば個別に担当者が付いて仕事探しや面接の受け方などのサポートをしてもらえます。
また、仕事が長続きしないという方向けに就職後も相談に乗ってもらえるなどのフォローも行っています。
職業訓練で資格がとれる
仕事を探す際には、特別な技能や資格を持っていると有利になります。
失業給付金を受給している方を対象に就職のためのスキルアッフを支援する制度として公共職業訓練があり、指定の講座を無料で受講できます。
同様に失業給付金を受給していない方を対象にした制度として求職者支援訓練(求職者支援法に基づく認定職業訓練)があり、こちらもテキスト代のみの負担で受講できます。
いずれもハローワークで講座を探して申し込みをします。
ハローワークに様々な講座のパンフレットが置かれていますが窓口で相談することもできます。
特定受給資格者が有利な点
失業手当の給付期間は、勤続年数と年齢と退職理由によって変わってきます。
自己都合で退職した方で65歳未満の場合は勤続年数が1年以上10年未満で90日、20年未満で120日、20年以上だと150日になります。
退職理由が会社都合の特定受給資格者は、この期間よりも長くなり、結果的に受給できる金額も多くなります。
また、自己都合で退職した場合は3ヶ月間の給付制限があり、その期間を過ぎないと失業手当をもらえないのですが、会社都合の場合は特定受給資格者となりその制限がなくなります。