ぬいぐるみを作って世界の子供たちに贈る
今も昔もぬいぐるみは子供たちの遊び相手として世界中で笑顔を作っています。
それこそ、今を生きる子供たちの親世代、おじいちゃんおばあちゃん世代にとどまらず、さらに前の世代でも何らかの人形で遊んだ経験を持っているのではないでしょうか。
実は、ぬいぐるみは意外と難しくなく手作りすることが可能です。
家にある布や使わなくなった洋服などの布製品を材料にして、ぬいぐるみに生まれ変わらせることもできてしまうんです。
そうした手作りのぬいぐるみを世界の子供たちに贈ろうというのがハッピートイズプロジェクトになります。
http://www.happytoysproject.com/
ファッションブランドも手掛ける株式会社フェリシモが行っています。
「あなたの手づくりは世界中の
こどもたちを笑顔にしていく」
というコンセプトのもとで、着なくなった服や布材でぬいぐるみや編みぐるみを作成して贈ることで世界中の子供たちを笑顔にしていこうという活動です。
このプロジェクトには参加キットを申し込むことで参加することが出来ます。
参加キットには、パッチワークのぬいぐるみのタイプと編みぐるみのタイプの2種類があり、それぞれすべての材料がセットになったものと、型紙のみのキットの2種類があります。
手作りしたぬいぐるみや編みぐるみは、各地で開催されるお披露目展示会で展示されたり、世界の子供たちに贈られたりします。
日本でも東日本大震災の東北の被災地の子供たちに贈られました。
始まりは1997年で10センチ四方の布を募集して、クリスマスの神戸に1,100匹を上回るハッピーベアを誕生させました。
その後、20年にわたって50,000体以上が世界57の国と地域の子供たちに贈られています。