カメルーンの村に養豚の輪を広げたい
アフリカの国々の中には貧困や紛争に悩んでいる国が少なくない中で、カメルーン共和国は経済的にも比較的安定している国と言う事ができます。ただ、その国の中でも北西地区は開発が遅れていて、道路などの交通網も不十分で物の売買などの流通がうまくいっていないため、貧困に苦しむ方も多くなっています。
カメルーンでは豚などの家畜を保有することが生活を維持する大きな手段になっています。養豚業を軌道に乗せることで、生活が安定して子供たちの教育費を捻出する余裕ができてきて学校へ通える子供も増えていくことになります。
そんな中で7歳の女の子のアイデアが注目されました。まず、ある地域に丈夫な子豚と飼料を寄付し、豚の繁殖についての技術指導を行います。そこで繁殖に成功した子豚を別の村に寄付し、同様の技術指導を行うということを繰り返していき養豚の輪を広げていくというものです。養豚は広大な土地がなくても比較的少ない負担で始められますし、軌道に乗れば代々継いでいくことも可能です。
このプロジェクトにSOS(Save Our Souls) project Japanという団体が協力しているのですが、クラウドファンディングを通して寄付することができます。
https://readyfor.jp/projects/cameroonsaveoursouls
プロジェクトがうまく継続していけばカメルーンの人同士のつながりで養豚が自然に広がっていくことになり、未来に向けて地元の産業として根付いていくことになります。