コンゴ紛争で傷ついた女性が洋服屋さんとして自立する支援をする

アフリカの中央部に位置するコンゴ民主共和国では1990年代から紛争が続いています。1994年のルワンダ虐殺でフツ族の過激派によってツチ族とフツ族の穏健派の大量虐殺が行われ、コンゴ東部に難民が押し寄せて紛争が広がってきて、第１次コンゴ戦争、第２次コンゴ戦争が起きます。紛争による死者は540万人とも言われています。2003年に第２次コンゴ戦争が終結したとされていますが、その後も武装勢力が多く存在し不安定な状況が続いています。

コンゴというのは、コルタンの世界の埋蔵量の60%から80%を有しています。コルタンというのは携帯電話やパソコンなどに不可欠な鉱物資源で、本来であれば豊かな国であるはずなのですが、世界でも最低レベルの生活水準で毎日多くの方が栄養失調などで亡くなっています。

コルタンという貴重な資源の産地であるからこそ周辺国やその他の国や企業のターゲットになってしまっていて、他国の武装勢力によって無秩序に採掘が行われて海外に持ち出されてしまっています。

女性への性的暴力も深刻で精神的にもダメージを受ける女性が多く存在します。こうした状況の中、コンゴの紛争で傷ついた女性を支援する活動が行われています。
https://readyfor.jp/projects/terra_r_congo
洋裁の技術の職業訓練を行い、洋服屋を開業して経済的に自立できるように支援を行っています。この活動をクラウドファンディングREADYFORを通して支援することができます。