ネパールの子ども達に日本の縄跳びを届ける
世界中の子供たちにとってメジャーなスポーツというとサッカーが挙げられます。世界各国でリーグ戦が行われ、以前はヨーロッパと南米の国とその他の国のレベルには大きな開きがあったのですが、最近はアフリカや北中米、アジアの国のサッカーレベルも徐々に上がってきていて、少しずつではありますが技術レベルも縮まりつつあります。
縄跳びについては、ダブルダッチの世界大会が開催されるようになるなど、少しずつスポーツとして認知されてきていますが、世界的に見ると普及はまだまだです。ダブルダッチとは、2本の縄ロープを二人の回し手が回して、そこを様々な技を交えて飛んでいくというスポーツです。日本で一年に一回以上、ダブルダッチをした10代の人数は33万人ということで意外と多いです。アメリカ、イギリス、南アフリカなど世界30カ国以上で競技されています。
縄跳びは全身運動で全身の筋肉を使いますし、有酸素運動ですので心肺機能の強化にもなります。日本の小学校でもクラス全体で縄跳び8の字跳びのギネス世界記録に挑戦するなど、教育現場でも活用されています。
縄跳びを世界の子供たちに普及させようという活動を行っているのがROPEACE PROJECTの天野さんです。
https://readyfor.jp/projects/ROPEACE
これまでベトナムのタイビン省にあるバオ・フン小・中学校に縄跳びの単縄とダブルダッチロープを贈るなどの活動をしていて、現在はネパールのカトマンズにあるバンブースクールに縄跳びを届けるために寄付を募っています。クラウドファンディングのREADYFORからも寄付できます。世界大会での優勝経験もお持ちで、現地に直接届けて子供たちに指導も行うことになっています。