台風被害を受けた北海道のハスカップ農園を復活させる
北海道の方には馴染のあるハスカップですが、その他の地域の方にとっては、なかなか目にする事が無いのがハスカップです。
ミネラルウォーターの「い・ろ・は・す」の北海道限定味として「ハスカップ味」も発売されているので、北海道に足を運んだ方は目にすることも多いと思います。
ハスカップはスイカズラ科スイカズラ属の落葉低木でブルーベリーのような色味で実を食用にします。
ハスカップはほぼ100%北海道で生産されていて、アイヌ語で「枝の表面になるもの」という意味で古くは不老長寿の秘薬として重宝されていました。
鉄分やビタミンを多く含有していて、ブルーベリーに似た外観ですがブルーベリーよりもアントシアニンやポリフェノールを多く含んでいます。
ブルーベリーのアントシアニンというと目のためのサプリなどに使用されていますが、実はハスカップの方が成分は多くなっています。
ハスカップは元々はかなり酸っぱいものだったのですが、品種改良が進み、現在はそのままの実を食べることも出来ますし、ジャムなどの加工品としても人気になっています。
このハスカップを北海道帯広市清川町で生産している農園が台風の影響で壊滅的な被害を受けてしまいました。
https://readyfor.jp/projects/berry-haskap
2016年の8月に東北・北海道に甚大な被害をもたらした台風10号の影響で農園は大量の土砂と流木でいっぱいになってしまいました。
現在、復旧を目指してクラウドファンディングで寄付を募っています。