クルド自治区アルビル県に学校を建設する
イラクでは長期間に渡って紛争が続き、学校などの教育施設も影響を受けています。国内には8,500校があるのですがISの攻撃や略奪行為により正常に機能していたり、修理が必要な学校が大部分となっています。さらに、教員についても人で不足が続いており、学校を掛け持ちして授業を行うケースも少なくありません。そうした環境のため、イラクでは学校に行きたくても通える学校がない等の理由で教育を受けていない子供たちが増えています。
日本政府もユニセフのイラク初等教育再生計画に1,028万ドルを出して、学校の修繕や教材の援助、教師の育成を支援しているのですが郊外まで行き届いていないのが現状です。
そんな中、認定NPO法人IVYがクルド自治区アルビル県に学校を建設しようという活動を行っています。この地域はイラク本土やシリアから難民として320万人が避難している地域で学校も足りない状況です。臨時学校なども開かれているのですが車でないと通えない距離のため、車を持たない家庭の子供は通う事かできませんし、300人の定員に倍以上の人数が集まるので行き届いた授業もできません。今回、この学校建設の活動にクラウドファンディングのREADYFORから支援できます。
クルド自治区アルビル県に学校を作る
https://readyfor.jp/projects/iraqkidsschool
支援をするとポストカードやイラクの雑貨などがもらえます。