熊本地震で震度7を2度経験した益城町の守り神を再建する

熊本地震の被害は大きく、現在も避難生活を続けている方が多くいます。また、家屋の倒壊だけでなく、歴史的な建造物についても甚大な被害を受けています。

今回の熊本地震で最も揺れが激しかったのが熊本県益城町になります。益城町では一連の地震で震度7を2度経験しました。地震直後には街の建物の6割が危険な状態であると判定され、多くの建物が全壊や半壊の状態になりました。

この益城町の守り神の存在であるのが木山神宮です。木山神宮の正式名称は、木山宮六宮殿大明神で、御祭神としては主神に天照皇大神を祀っていて、以下6代にわたる神々を祀っています。

木山神宮も今回の熊本地震で被害を受けました。築250年以上にもなる本殿や拝殿、楼門などが全壊してしまいました。鳥居や灯籠などについても壊滅状態になっています。また、木山神宮は文化財の指定を受けていないため、独自に復興をしていかなくてはなりません。木山神宮を氏神とする氏子も地元で大きな被害を被っているため地元からの寄付は期待できないのが現状です。そこでヤフーネット募金を通じて木山神宮の再建のための募金活動が行われています。
http://donation.yahoo.co.jp/detail/5071001/
最も震度が大きかった益城町の象徴であり、守り神である木山神宮を再建することで、町全体の復興のシンボルとして被災した多くの方の力になりますし、再建を望む住民の方の声もたくさん挙がっています。

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