九州一の天体望遠鏡のある南阿蘇ルナ天文台を応援する

九州一の天体望遠鏡は、熊本県南阿蘇の標高600mにある南阿蘇ルナ天文台です。この天体望遠鏡は国や公共機関によって作られたものではなく、民間のものです。口径82cmで重さが11t高さ6mの九州で一番の望遠鏡で、肉眼の13000倍の光を集めることができて遠い銀河を美しく観測できる望遠鏡になっています。オーベルジュ森のアトリエという宿泊施設も併設されていて、阿蘇からの澄んだ夜空をゆっくりと楽しむことができる九州を代表する天体観測スポットです。

この南阿蘇ルナ天文台も熊本地震によって大きな被害を受けました。天体望遠鏡本体については運良く被害を免れたのですが、建物の壁は崩れてしまい、天体望遠鏡の電子制御システムは甚大な損傷を受けてしまいました。その影響で、天文台ドームのコントロールや光学系の切り替えなどが不可能になっています。さらには利用客が減少し、民間の天文台として存亡の危機に直面しています。

現在、復旧に向けて活動を続けている南阿蘇ルナ天文台をクラウドファンディングで支援できます。
https://readyfor.jp/projects/LUNA
南阿蘇ルナ天文台は自分たちの復旧作業だけでなく、併設の宿泊施設の宿泊料の５％を義援金として贈ったり、復興支援チャリティコンサートを開催したり、ボランティアの方を天体観測へ招待するなどの復興支援活動も行っています。