熊本城の復興を支援できる3つの募金
平成28年の熊本地震にて途轍もない被害を受けてしまった熊本城は、現在、天守閣周辺の本丸や飯田丸五階櫓周辺の竹の丸等には入れなくなっています。
ただ、二の丸広場や加藤神社周辺から天守閣や櫓を見ることが出来ます。
熊本市の大西一史市長によると天守閣は2019年のラグビーワールドカップまでに再建し、20年後には熊本城全体を地震の前の状態にすることを目指しています。
見込まれている復旧費用は600億円と莫大で、様々な形で募金や支援を募っています。
その代表的なものを3つ紹介します。
1.熊本城災害復旧支援金
熊本市が募っている熊本城再建のための支援金です。銀行振込で募金することが出来ます。
https://www.city.kumamoto.jp/hpKiji/pub/detail.aspx?c_id=5&id=12552
2.「復興城主」制度
熊本城の復旧・復元のために使われる熊本城復元整備基金に積み立てられる募金です。
1万円以上の募金をすると「復興城主」になることが出来ます。
復興城主になると「城主証」が送付されてきて、デジタル芳名板に名前が登録されます。
デジタル芳名板に登録されると、熊本城桜の馬場の観光施設の城彩苑「湧々座」の2階の専用スペースで名前や城主番号で検索してスクリーンに芳名板を表示できるようになります。
さらに城主手形が発行されて市内の観光施設やお店で提示すると特典が受けられます。
https://kumamoto-guide.jp/kumamoto-castle/fukkou/
3.熊本城組み立て募金
カードボードキャッスル「熊本城」という名称のダンボールの小さな熊本城を組み立てられるキットを通して行われているプロジェクトです。
2000円で販売されていて収益金は熊本城復興のために全額寄付されます。
このキットを組み立てるのにかかる時間は30分ほど、熊本城の復興を思いながら作り上げいくその時間を集めて復活の力にしていこうというメッセージが込められています。