言語がなくなる?消滅危機言語を救い出せ

絶滅が危惧する動物や植物についてはテレビ番組などでも取り上げられることが多いのですが、言語についても絶滅が危惧されるものがあります。

国際連合教育科学文化機関のユネスコは、その言葉を話す人、話者が少なく、近い将来に消滅してしまう恐れがある言葉について調査を行いました。

その結果、2,500以上の言葉が将来的に消滅するとされていて、その中でも576の言葉は絶滅を危惧されていて、さらにその中の228言語はすでに消滅してしまったとされています。

かつては世界中のあらゆる地域で独自の文化が育まれ、多種多様な言葉が話されていました。

やがて、文明が進み、他の地域との交流が進んでいくと、よりよい生活を求めて移住をしたり、仕事を求めて多くの人が使用する言語を学ぶようになります。

世界規模のビジネスが行われるようになると、より広く使われている言語が共通言語としての地位をますます加速させていきます。

そうなると話者の少ない言語は淘汰されていってしまいます。

言語がなくなる。

それはその言語が築き上げてきた文化も消滅してしまうことを意味します。

雪の降らない地域では雪を表す言葉がないケースもありますが、雪の多い地域では雪を表す言葉が多く存在していて、雪の微妙な変化ごとに言葉で言い分けられています。

動物や植物についても各地域の生活に密着して細かく言い分けられています。

言語は単なるコミュニケーションの手段と言うだけではなく、その表現は幾年にもわたって積み上げられた文化や生活が込められた、後世に伝えなければならないかけがえのない財産でもあります。

日本でも消滅の危機にある言語としてアイヌ語や八重山諸島の八重山語などが挙げられています。

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