ラオスの小学校建設後の教育支援
インドシナ半島にある東南アジアのラオスは、海に接しない内陸部にある共和制国家で、タイ、ミャンマー、ベトナム、カンボジア、中国と国境を接しています。
農業に従事することが8割近くを占めている農業国である反面、ニューヨーク・タイムズの「世界で一番行きたい国」で第一位に選ばれるなど魅力的な観光資源にも恵まれています。中でもルアンパバーンは、メコン川沿いに位置し、赤い屋根を持ったルアンパバン様式の寺院が60以上も点在し、ラオスの京都とも呼ばれる街並で1995年に世界文化遺産にも登録されました。
ラオス政府は2020年までに後発開発途上国から脱却する事を目標としていて、その解決策として教育の普及を掲げています。教育スポーツ省を中心に、万人のための教育をスローガンに対策を行っていて、2005年に84%だった就学率が2010年には94.1%に達しました。
ただ、就学状況が改善されている反面、学校数や教員数の不足、教材の不足など、多くの課題も残しています。
ラオスで小学校の建設の支援を行った日本の学生団体 I-RIS(アイリス)も、学校建設後の教育環境を課題に挙げています。
https://readyfor.jp/projects/irislaos
学校を建設するだけにとどまらず、学校への出席率を上げてラオスの教育を底上げすることを目指すことが大切で、具体的には子供達が学校に行くのが楽しみになる様に絵本を贈ろうという活動を行っていて、クラウドファンディングで支援を求めています。