夜に明かりがあるだけで生活は変わる
蛍雪ということばがあります。
「苦労して勉学に励む」という意味があります。
中国の故事が由来です。
夏には蛍を捕まえて絹の袋に入れて、その明かりで夜も勉学に励み、冬には窓辺に雪を積み上げて雪の明かりで勉強したというものです。
大学受験の情報誌として「蛍雪時代」という雑誌も刊行されています。
古くからある雑誌ですので、目に触れたことのある方も少なくないと思います。
受験経験のあるは夜遅くまで受験勉強をした経験のある方も多いと思います。
蛍雪の語源のように蛍や雪の明かりとまではいきませんが、机の蛍光灯の下で深夜まで奮闘することで知識を蓄積していきました。
一昔前はラジオの深夜番組を聞きながら勉強をする方も多く、そんな受験生リスナーに向けてDJやパーソナリティーの方がエールを贈ることも多かったです。
日本では、電気が普及していますので夜遅くまで、好きなだけ勉強をすることができます。
ただ、電気が普及していない地域というのは、まだまだ世界中にあります。
電気があれば、日が暮れてからも勉強をできるし、本も読める。
もちろん蛍の明かりや雪の明かりを利用することもできますが、電気の明かりがあるに越したことはありません。
地域の発展の根源である子供達への教育を充実させて、将来を担う人材を育成することはその地域の未来には欠かせません。
たとえばベトナムの少数民族の子供たちに持ち運びできる太陽光エネルギーの照明器具を支援するという活動も行われています。
https://readyfor.jp/projects/akarivietnam
子供達が学びたい時に学べる環境を支援する活動です。