使わなかった年賀ハガキで寄付ができる
今年も正月が明けて本格的に新年がスタートしました。
大晦日に紅白を見て、除夜の鐘を聞いて、初詣。
お餅やおせちを食べて、年賀状を読む。
子ども達はお年玉に喜ぶ。
こうした典型的なお正月の過ごし方も少しずつ変化してきています。
テレビというメディアの衰退とともに紅白歌合戦の視聴率が下がりつつも、箱根駅伝の熱狂は年々浸透してきています。
おせちはおばあちゃんが作るものから通販へ。
お正月の風景は様代わりしつつありますが、正月というこの季節特有の雰囲気は引き継がれています。
年賀状のやりとりについても変化が表れています。
年賀状の枚数のピークは2003年の44億5936枚でしたが、現在はその半分ほどの20億枚強に減少しています。
背景にはメールやSNSで送る方の増加があります。
ウェザーニュースの調査では、年賀状の送り方として「ハガキのみ」で送ると答えた方は20代で20%、「ハガキとメールやSNSを併用」と答えた方が24%となっています。
「ハガキのみ」と答えた方は60代以上が51%と一番多く、続いて10代の46%で20代になった途端にガクッと減ることがわかります。
10代は小中学生も含むため、子供の頃からの習慣でハガキで送るケースも多いと考えられます。
年賀状でしかやりとりしていない知り合いとのつながりを考えるなど、継続している方も少なくありませんが、「やめたい!」と考えている方も多いです。
とはいえ、元旦に届く年賀状はうれしいものです。
今後も形態は変わっても「年賀状」自体は引き継がれていくでしょう。
この年賀状、使わなかったものや書き損じてしまったものを送ることで寄付ができるのをご存知ですか。
年賀状のハガキを書く際に書き損じてしまったという方も多いと思います。
こうした葉書を「書き損じはがき・未使用はがきキャンペーン2020」に送ることで途上国の子ども達の支援に繋がります。
https://www.plan-international.jp/news/event/20191203_19961/
年賀ハガキだけでなく、通常のハガキでもOKです。