東北のねぷたを東日本大震災時に支援してくれたブラジルに届ける

ブラジルは東日本大震災の際に物資の支援や義援金だけでなく、がれきを重機で撤去するなどの支援をしてくれました。その行為に感謝をこめて青森県五所川原市の方々が中心となってブラジルのサンバカーニバルで「たちねぷた」の山車を披露しようという取り組みがあります。

ねぷたといえば日本を代表する東北の祭りで、大きな山車を引いて盛り上がるものですが、ブラジルのサンバカーニバルとも通じるイメージが湧きますよね。

ブラジルには多くの日系人の方が住んでいますし、2015年は日伯修好通商航海条約120周年という節目の年でもあり、本物の日本の「ねぷた」を届けようと企画されました。デザイナーのコシノジュンコさんによるコスチュームを身につけて参加する予定です。

参加するのは、有名なリオのサンバカーニバルに並ぶ大きな祭りであるサンパウロカーニバルです。名門のサンバチームのアギア・ジ・オウロの一員として参加します。

現在、この企画を支援してくれる方の募金をJapanGiving(ジャパンギビング)という寄付サイトなどを通して募集しています。集まった募金は青森県からブラジルサンパウロまでの運送費として使われます。

募金金額に応じて、カーニバルに出陣するねぷた奉納御芳名録に名前を掲載してもらえたり、オリジナルTシャツや提灯をもらえたりします。

日本と親交の厚い国であるブラジルという国の震災時の暖かい支援に対して感謝を込める意味でも応援したい取り組みです。

起ちあがれ東北!ありがとうBRASIL!
http://tatinepta-project.jp/
東日本大震災の時に支援してくれたブラジルに祭りを届けて感謝する。