ちょっとした怪我を治療する消毒液や救急箱がない地域があります
世界中には医療が行き届いていない地域が少なくありません。
近くに病院が無かったり、病院があっても診療や治療のための設備や道具が備わっていないというケースも多いです。
さらには、医療に従事する医師や看護師と言った医療に携わる人材が不足しているという地域もあります。
こうした地域を支援するために、医師を派遣したり、病院や診療所を建設するなどの支援が行われていて、救われている人々も少なくありません。
もちろん大規模な支援も必要なのですが、ころんでケガした時のための応急処置がまったくできない地域というのも存在し、そうした地域では、救急箱一つでも大きな助けになります。
消毒液や絆創膏が無い地域では、膝を擦りむいた時に消毒はできませんし、水で洗って絆創膏を貼るという処置もできません。
怪我をしても、そのまま放置するしかないのです。
裸足で暮らす地域では、足の傷は絶えませんし、遊び対盛りの子供たちは頻繁に怪我をします。
初期の応急処置ができずに放置した結果、傷口が化膿して悪化してしまったり、感染症を引き起こすこともあります。
ほんの少しの応急処置ができていたら助かっていた命というのも数多く存在します。
そうした地域では、救急箱一つであっても大きな支援となるのです。
怪我や虫刺されといった症例に対して初期の処置を適切にできれば、悪化して深刻な症状になることも防ぐことが出来ます。
たとえば、パプアニューギニアの村で応急処置などの簡易医療や救急箱の支援を行って、患者数が10分の1まで減少したという事例もあります。
https://readyfor.jp/projects/aspa-fakit-png17
こちらのサイトから支援することも可能です。
一つの救急箱が大きな力になります。