飲み終えたアルミのジュースパックをリサイクルしたバッグ

今まではゴミとして処分されていたものを資源として再利用するリサイクル活動も課題はまだまだ多いとはいえ、少しずつ浸透してきています。ペットボトルの分別や再生紙、さらには携帯電話やパソコンに使用されているレアメタルは都市鉱山とも呼ばれ、中古品を回収してリサイクルすることが推奨されています。

最近では、車のタイヤや古着などを再活用したオシャレなデザインのリサイクル製品も注目されて人気になっています。

また、リサイクルとして製品が完成までに至るプロセスやコンセプトに加えてデザイン性にも優れていてファンを増やしているのがCoco&K.の飲み終えたアルミのジュースパックをリサイクルしたバッグになります。使用済みのジュースのアルミパックを回収してキレイに洗浄したものを利用して手作業で作られたバッグです。ジュースのパッケージは元々カラフルで美しいものですが、それらを組み合わせて新たにデザインして再構成することで独特の味のあるバッグに仕上がっています。

このバッグはフィリピンの人々によって製作されて世界中にフェアトレードによって流通していて、貴重な収入源になっています。以前、ゴミが大量に投棄されて汚染されていた街を世界一美しく緑のある街にしようというスローガンの元に、ジュースのアルミパックを集めて縫い合わせることでバッグなどが作られています。

その工場が2017年1月26日に火災に見舞われてしまいました。ミシンや建物も失われて仕事が出来なくなってしまっている状態です。
https://readyfor.jp/projects/kilusfoundation-coco-k
現在、クラウドファンディングらて支援が募られています。