診療所を整備するためにがんばる村を応援する
サンビアという国をご存知ですか?
アフリカ南部に位置していて、正式名称はザンビア共和国です。
73の部族が存在し、それらの人々が平和を守って暮らしている国です。
国民性は明るくおだやかなで争い事が嫌いな温厚な方が多いです。
ヴィクトリアの滝が有名で、ヴィクトリアの滝はイグアスの滝、ナイアガラの滝と並んで世界三大瀑布になっています。
ザンビアも周辺アフリカ諸国と同様に貧困と医療の問題を抱えています。
都市部であってもインフラが十分に整備されているとは言えず、井戸水を利用して生活している方も多いです。
外務省が日本人渡航者向けに推奨しているガイドラインでは、生水は飲まずにミネラルウォーターを飲むことや、マーケットでは清潔とは言えない食材が売られているため加熱してから食することが推奨されています。
成人の約10%がHIVに感染していて、マラリアなどの病気も蔓延しているなど、医療環境も良くありません。
都市部でもこの状況ですから、郊外の村では状況は、さらに悪化します。
首都のルサカから車で4時間のマケニ村でも医療施設は整っていません。
村民の有志数人が住民保健委員会という形で薬の処方や妊娠から出産の管理などを無給で支えています。
何とかしなければという村民の意識は非常に高く、他からの支援を待つだけでなく自分たちでも医療環境を整備しようという活動が積極的に行われています。
ザンビアの主食であるトウモロコシの粉を使用したザンビア風お好み焼きやザンビアの布を使った工芸品を販売し、診療所整備のための資金集めを行っています。
https://readyfor.jp/projects/zambiabridge
支援を待つだけでなく村民自らが自分たちの医療環境を改善していこうという姿勢は医療環境改善に大きなプラスになることと思います。