海がゴミ箱にならないように
自分の生活圏がゴミだらけの街だったらどうでしょう。
さらには、自宅のまわりがゴミだらけだったら。
いい気持ちはしないですよね。
多くの方は自分の生活圏についてはキレイにしたいと思います。
逆に、自分とあまり関わりのない場所については、そこまでキレイにしたいと思わなくなります。
とくに日本人はその傾向が強いと言います。
自分の身内や関わりの強い人にはトコトン気を配って尽くす反面、たまたま電車でとなりに乗り合わせた人には、驚くほど無関心です。妊婦だろうがお年寄りだろうが、無関係な他人です。
ゴミについても同様で、たとえば旅行で知らない土地に行った途端、マナーがゆるみがちです。
地球全体を一つの町としてみましょう。
島国である日本を一つの家としてみた場合、他国との境界は海です。
海は言わば公共の道路にあたります。
今、そこにゴミが溜まりつつあります。
そろそろ、掃除をしなければなりませんし、意識を変えていかなければなりません。
地球は水の惑星です。
雨が降って、川となり、その流れは海に到達します。
その過程で、さまざまなモノを水の流れで運搬します。
途中にペットボトルが捨てられていたら、流れに運ばれて海に到達します。
人の居住地である陸はキレイにしていても、多くのゴミが海にあふれていきます。
地球全体の70%を占める海ですが、海中や海底は人の目に触れることはほとんどありません。
そんな海に無関心でいることなく、想像力を駆使して日々の行動を考えていく必要があります。
石垣島の高校生をはじめ多くの方々も行動を始めています。
https://readyfor.jp/projects/shimasouji