災害から最後に身を守ってくれるのは自分という覚悟
台風による被害が年々拡大しています。
台風19号は強力な勢力を保ったまま、伊豆半島かに上陸し、本州を北上していきました。
台風の進路になった中部、関東、北陸、東北の多くの自治体で大雨などの特別警報が発表されました。
各地で記録的な大雨となり、多くの河川が氾濫し、人的被害も相次ぎました。
堤防が決壊した河川も少なくありません。
想定外の雨量と台風の規模であったことが原因という事は明らかですが、これまでの各自治体の災害対策を検証して、今後の対策に活かすことは重要です。
今後の詳細な検証は必要ですが、かつては暴れ川と呼ばれた鶴見川は横浜国際総合競技場などのしたにある遊水地などの対策をとった結果、被害を抑えられたとも考えられます。
昨年の台風と比較しても今年の台風は記録的な天候と被害をもたらしています。
今回の災害が想定外であれば、今後はそれ以上の対策が求められます。
台風19号の一か月前の台風15号は千葉県に未曽有の被害をもたらしました。
いつまでたっても東京電力の停電が復旧しないという報道が連日なされました。
国や自治体の災害対策も万全とは言えません。
ましてや電力会社は一つの企業に過ぎません。
個人でできる災害対策というと非常食を備蓄するなどの手段が定番ですが、そろそろ、個人でも大きな視点で身を守る準備が必要な時期かもしれません。
太陽光発電で発電した電力を電気自動車に備蓄する。
備蓄した電気で災害に備える。
災害のない時期には、その電力は家庭で使用する電力としても使えますので電気代が安くなります。
電気自動車をその電力で走らせればガソリンの使用量が減り、家計も助かりますし、二酸化炭素排出量も減り、地球温暖化対策にもなります。
その結果、異常気象もおさまりをみせるかもしれません。
誰もが気づき始めているこうした理想の循環ですが、電気自動車、太陽光発電といった初期投資は大きいです。
とはいえ、今後の生活でどこにお金をかけるのか、覚悟を問われているような気もします。