カンボジアの裸足のサッカーチームにシューズを届ける
カンボジアはフランス植民地化にあったこともありサッカー人気が高い国です。フランスから独立してからは内戦が続きますが、1972年に開催されたアジアカップではかつてカンボジアに存在したクメール共和国として4位になったこともありました。その後、内戦状態の不安定な政権の中で20年ほどの間、国際試合に参加することができなくなりました。
その後、国際試合にも復帰し、男子のサッカーチームが結成されるようになりましたが、女子サッカーというのはマイナースポーツで女子チームができるまでには、さらに時間を要しました。2007年に二人の女子サッカー選手が誕生してからは徐々に認知されていき、2012年には女子サッカー選手は400人にまで増えていきます。現在は、7つの女子チームがあり、プロになる夢を目指しています。
とはいえ、カンボジアの女子サッカーの環境は整っておらず、サッカーシューズが手に入らないため、裸足で練習をすることも多く、試合でさえ裸足で行うことも珍しくありません。グラウンドの整備も十分とは言えず小石などで足をケガすることもしばしばです。シューズだけでなくユニフォームについても手に入らず、バラバラのユニフォームで試合をすることも多いです。
このような状況の中、カンボジアの女子サッカーチームのためにシューズとユニフォームを届けようという活動が行われています。
https://readyfor.jp/projects/nerc_girls-soccor-project
とくに環境が整っていないカンボジアの農村部の女子チームへサッカーシューズとユニフォームを届ける支援ができます。