紛争の中で教育を受けられないシリアの子供たちを支援する

紛争状態が続くシリアですが、治安は悪化の一途をたどり、いつになったら元の平和が訪れるのか、出口が見えない状況です。世界中の各国から人道支援なども行われていますが、地域によっては十分な支援が受けられていないのが現状です。

長引く混乱の中、子供たちの教育に与える影響も深刻です。シリアは小学校から大学まで無料で通える制度で、かつての就学率は97%でした。国内の各地に小学校があり、字を読めない方のための識字教室も開かれています。ほんの何年か前まで、そうした恵まれた環境であったのに、紛争が始まり、あっという間に就学率も下がっていき、国全体では半分の50%ほどで、シリアの2番目の大きな都市であるアレッポでは6%にまで落ち込んでいます。

シリアの子供たちへの教育支援として、小学生50人分の1年間の教育費を集める支援活動が行われています。
https://readyfor.jp/projects/pieceofsyria
この活動を行っている中野貴行さんは2008年から10年に青年海外協力隊でシリアを訪れた経験をお持ちなのですが、その頃のシリアは日本より治安がいいほどだったようです。カメラや携帯電話を紛失しても戻ってきますし、水が飲みたくて知らない近所の家を訪ねると水や食事をご馳走してくれるほど豊かな国だったといいます。1日も早く紛争が治まることを願うばかりですが、これだけ長引いて子供たちの教育環境にも支障が出てきているので、現実的な支援を一つずつ重ねていくことも望まれています。

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