タンザニアの学校に井戸を作りたい
タンザニアというのはアフリカの東部に位置する国でアフリカで一番高い山であるキリマンジャロとアフリカで一番大きな湖のビクトリア湖があることで有名です。人口は4200万人ほどいるのですが、そのうちの30%以上が世界銀行が定める国際貧困ライン以下の1日1.90ドル以下で生活している貧困の悩みを抱える国です。貧困層の多くは中心部から離れた農村地域に住んでいます。
農村部では水道設備が無い場合も多く、子供が通う学校であっても設備がないケースが多くなっています。水の量が十分でないため、トイレに流す水や手洗いをする水もないため、衛生環境が非常に悪く、感染症にかかる子供も少なくありません。
水設備のない学校では、当番制で離れた井戸まで水を汲みに行くことが決まりになっています。ただ、運べる量にも限度がありますし、その水も濁っているなどで衛生的とは言えませんし、給食を作ることも出来ません。また、授業中に水汲みに行くため、当番になった生徒は勉強に遅れをとることになってしまいます。
こうした状況の中、タンザニアのムクランガ県の学校に井戸を作ろうという活動が始まりました。電力が十分でないため、ソーラーパネルを利用して水を汲み上げるタイプの井戸を掘ります。井戸が完成し、きれいな水を手に入れることで、生徒たちの手洗いも衛生的にできますし、学校農園の活動にも利用できます。また、学校周辺の地域にも井戸を開放することで学校と地元コミュニティとの結びつきを強められることも期待できます。
この活動にクラウドファンディングを通して支援できます。
https://readyfor.jp/projects/keiko5434
生活の根源であるきれいな水を整えることによって衛生環境を改善し感染症リスクも軽減できるようになります。