タンザニアの学校に机や椅子を届ける

タンザニア連合共和国は中央アフリカ東部でインド洋に面している国で、イギリス連邦加盟国です。

世界遺産になっているンゴロンゴロ保全地域は多くの野生動物を見られるサファリスポットになっています。セレンゲティ国立公園はタンザニア最大の国立公園で総面積1万4763平方キロメートルでバッファローの大群や、エランド、インパラ、やアフリカゾウなどの野生動物を見ることが出来ます。また、キリマンジャロ登山の拠点にもなっていますし、比較的治安の良いザンジバル島ではビーチリゾートとしてのんびり過ごせる観光スポットになっています。こうした充実した観光業と金の輸出を中心とした外貨獲得の産業もありますが、多くの国民は農業を営んでいます。

農村地域には貧困から抜け出せないスパイラルがあります。子供のうちから家計を支える労働力として働き、学校に行かせるくらいなら働いてもらった方が良いと親も考えざるを得ない状況になっています。学校に通わない子供たちも多く、教育を受けていないことで将来の職業の選択肢も少なくなり、結果として子供の世代でも貧困状態のままになるケースがほとんどです。

発展途上国にて貧困を抜け出すには充実した教育を受けて、将来の可能性を広げることが近道です。

タンザニアの農村部にある学校には机や椅子がないところも少なくなく、地べたに座ったり寝転んだりして授業を受けるため、子供の集中力が継続できないという良くない環境になっています。こうしたタンザニアの教育環境を支援しようという活動も行われています。
https://readyfor.jp/projects/asante-project
タンザニアの貧困地域の250名の児童に机や椅子、筆記用具などの物資を支援するという活動で学生団体ASANTE PROJECTによって行われています。