ウガンダへのトラクター1台導入で学校に行ける子供が増える
ウガンダ共和国は東アフリカにあるイギリス連邦加盟国です。
アフリカの真珠と呼ばれていて赤道直下にありながら年間平均気温は22度で、緑の多い野生動物に恵まれた地域になっています。
チンパンジーの住む森が広がるキバレ・フォレスト国立公園には、鳥類が325種以上、蝶も144種以上が確認されています。さらに、ゾウやキリンなどに出会えるサファリツアーが人気のカバレガフォールズ国立公園もあります。他にも、ビクトリア湖や標高5109mのルエンゾリ山やナイル川でのラフティングなどの観光資源が多い一方で、農業もさかんです。
ウガンダでは多くの家庭が農業で生計を立てています。
ただ、大規模に農業を展開して十分な利益を得ている方は少なく、とくにブコメロ地区ではトラクターなどは使用せずに鍬などの道具を使って手作業で行っています。
豊かな土壌に恵まれていてバナナやさつまいも等が栽培されているのですが、農地を拡大して販売して利益を拡大していくことは難しいのが現状です。
そのため、収穫できるのは自給自足で自分たちで食べる量が精一杯ですし、作業の手が間に合わない事も多々あり、子供達も含めて家族全体で栽培を行っています。
子供達も農作業を手伝うために学校を休まなければならない頻度が多くなっています。
このブコメロ地区に1台でもトラクターがあれば、7割から9割の農作業が1時間程度で完了してしまいます。その1台のトラクターを支援しようという活動があります。
https://readyfor.jp/projects/12073bukomero
トラクターの導入で農作業が効率化でき、子供たちが手伝うことなく学業に専念できるようになりますし、農地や生産量を拡大して収入を増やすことも可能になります。