ウユニ塩湖の美しい景色を守る
南アメリカのボリビアにあるのがウユニ塩湖です。アンデス山脈に囲まれていて、水が膜を張って湖全体が鏡のようになっているのが特徴です。青空が湖に映し出されると幻想的な風景を醸し出します。ウユニ塩湖はボリビア最大の観光地であり、その観光産業は現地の方にとって貴重な収入源になっています。
そんなウユニ塩湖には世界中から観光客がやってきます。人が集まると、当然ゴミも増えていくのですが、ウユニ塩湖の周辺にはゴミ処理を行う焼却場が無いため、埋め立てによって処理を行います。ただ、プラスチックゴミは土にかえることがなく、風の強いこの地方では埋め立てても再び地表に出てきてしまい散乱してしまっている状態です。美しいウユニ塩湖のまわりの町は、「ごみの花園」と呼ばれるほどゴミで溢れてしまっているのです。
このような事態を何とかするには、湖への人数制限などを行うなどの施策が考えられますが、観光事業は現地の方の生活そのものですので、現実的ではありません。そこで、目をつけられたのが油化装置の導入です。
油化装置はプラスチックのゴミを分解して油を抽出して処理することができます。抽出した油は軽油の増量剤としても使用でき、自動車の燃料としても役立てられます。プラスチックのゴミも処分でき、エネルギーとしても利用可能にできるのが油化装置のメリットになります。
ウユニ塩湖への油化装置導入は、クラウドファンディングのreadyforを通して支援できます。
https://readyfor.jp/projects/uyuniplasticgasolinprojecto
幻想的で美しいウユニ塩湖に増え続けるゴミ問題を解決し、未来に残していくことを目指すプロジェクトです。