バヌアツのサイクロンからの復興を支援する
バヌアツ共和国は南太平洋のシェパード諸島にある国でオーストラリアから1,500km東に位置しています。83の島で構成されていて、周辺にはフィジーやニューカレドニアなどの美しい島々があります。
バヌアツはバンジージャンプの起源となる「ナゴール」という儀式でも知られています。ナゴールは成人の儀式で男たちが自分のパワーを誇示したり、豊作を願うという意味も込められています。
親日国でもあるバヌアツですが東日本大震災の時には、アビル・カニアピン大統領とキルマン首相が哀悼の意を表しました。バヌアツの平均月給が1万円という中でマグロはえ縄船主グループからは4,910,000円の義援金が贈られました。
そのバヌアツに2015年の3月に最大級のカテゴリ5とされるサイクロン(日本でいう所の台風)・パムが襲い甚大な被害をもたらしました。瞬間最大風速が80m/秒で14mの高波にもなったと観測されています。人口のおよそ半分に当たる166,000人が被災して750,000人が家を失いました。1年以上経過した2016年の段階でも復旧の見込みが立っていません。
現在、今度は日本が支援しようという活動が行われています。
https://readyfor.jp/projects/10428
今回の災害で孤児となった子供達も多いのですが、そうした孤児の子供たちを支援するサポート施設の建設のための募金が行われています。