ザンビアに高度な手術ができる環境を支援する
医療技術は日々進歩を続けています。
一昔前は、治療できなかった症例を改善する手法が発見されたり、外科手術の技術もレベルアップしています。
さらに、高いリスクを伴う治療しかできなかったものが、より低いリスクでの治療メソッドで解決できるようになるなど、医療分野の発展はめざましいものがあります。
医療機器についても開発が進んでいて、これまで外科医の高度な技術に依存していたような難しい手術も低いリスクで対応可能になるなど、レベルの高い医療が身近になりつつあります。
ただ、これらは先進国での話で、世界には医療体制が整っていない国も多いです。
医療機器などの設備の支援も行われているのですが、まだまだ十分とは言えません。
医療設備にも増して支援が必要なのが技術の支援です。
せっかく高度な医療機器があって、それを扱うスキルを持った医師がいなければ活用することはできません。
医療設備に加えて、現地の医師の育成や教育も必要です。
ザンビアはアフリカ南部に位置する国です。
ザンビアの乳幼児死亡率は20倍です。
死因の第一位は「原因不明」となっています。
「原因不明」の死因の中には心臓疾患など、先進国レベルの医療体制が整っていれば助かった命も多いはずです。
ザンビアには心臓疾患の手術ができる病院が一つしかありません。
また、高度な医療設備が揃っていてもねそれを扱える医師がいないため、海外から医師を招いて手術を行っているのが現状です。
ザンビア人医師がザンビア人を治療できる体制を作ろうという活動も行われています。
https://readyfor.jp/projects/tico-zambia
助かる命を一つでも多く救えるように設備面だけでなく、医師の育成も重要です。